複数の Mac をお持ちの皆さんこんにちは、Mac は最大でも1台でいいなということに最近気づいてすごくつらい持ちになっているロージーです。
操作を共有する
さて、複数台の Mac 、或いは Macbook (Pro) を手にした時、単純に思いつくのが、操作の切り替えがめんどくさい、という点です。
特に、ラップトップが2個以上の時、デスクの圧迫具合はなかなか壮観ですし、なによりキーボードとかマウスとか切り替えるのが辛い。
ということで、そんな時には Teleport を使いましょう。
詳しい使い方はググれば出てくるので、細かく解説しないのですが、基本的には操作側と操作される側両方にインストールし、 Share this Mac オプションを操作される側で有効にする、というだけです。
もはや大体これで用事は終わっているのですが、もう一歩先へ進みます。
音を共有する
Teleport での操作系の共有は割とすぐできるのですが、僕が探していたのはその先で、具体的に言えば操作される側(上の例だと Macbook Pro) の音声を、操作する側(上の例だと Macbook)で聞きたい、というがメインでした。
もっとあけすけに言うなら、 Macbook Pro でアニメ流しつつ、シークしたり一時停止するのに Macbook から手を話すことなく上手いこと操作出来つつ、ヘッドフォンでアニメ音声を聞きたいけど、手元の Macbook の Slack 通知の音とかも聞きたい。そしてそれらがすべて無線で完結してくれ頼む!!という望みです。
結構長いこと探していて、うまくいかなくて諦め気味だったんですが、先ほど見つけた Reflector 2 というアプリが望みの最後のピースになってくれました。
この Reflector 2 は、Mac を AirPlay / AirDisplay サーバーとして稼働させるためのアプリケーションで、どうも iPhone アプリのスクリーンキャストを撮るのに使ったり、教育目的で使ったりすることを想定しているらしいのですが、我々にはそんなことは一切どうでもいい。
AirDisplay 機能は一切無視して、操作される側の Mac のサウンド設定から、出力部分に出た操作する側の Mac の Reflector 2 のデバイスを AirPlay に指定して、音を流し込みます。
具体的なイメージだとこんな感じ
やったぜ!
最終的な状況
手元の Macbook から、Macbook Pro を操作するのもさっとできるし、音もきちんと手元の Mac でミキシングされて出てくるので安心。音量調整も Teleport で手元からキーボード経由で行えるので、ちょっとうるさいとかの時も安心です。
また、やろうと思えば手元の Mac から Teleport をガンガン繋いで音声もガンガン集約して、というのが出来るので、これでもう何台 Mac が増えても安心ですね。
一番小さくて取り回しのいい Macbook を操作及び音声集約のみに使い、コーディングやアニメ再生などは重たい他デバイスに任せられるので、本気で良いソリューションナノではないかと思います。
ぜひお試しあれ。