2021年ISUCONとか振り返り

今年もバタバタしており、様々なバタバタが存在していましたが、いろいろやったので2021年の振り返りです。

仕事

いろいろ作ったりお世話したりしています。主に AWS が多めで、Redshift をガッツリいじめたりしました。

あとは WebGL をやっていたりします。主に書いてた言語は TypeScript > Ruby > Go という感じです。

趣味

趣味で書いたプログラムの中で一番デカいのだと react-jsx-renderer だと思います。詳細は zenn.dev の記事を見てもらうといいんですが、自前で JS の AST を巡って実行するインタプリタみたいなものを書いて面白かったです。そのうち async / await 対応とかもしたい。

生活

腰が本格的に壊滅したので毎日整体に通っています。

あと、個人的に仕事場として小さなアパートを1部屋借りて、そこを仕事場にしています。こじんまりした部屋を改めて作るというのは面白く、引っ越しの時にはないちょっとした面白さがあります。

ISUCON

2021年の記憶がマジで ISUCON しかない。

3月くらいから11月くらいまでず〜っとやってたのであまりにも長い。関わった領域も多々で

  • 事前講習 : 2年連続です
  • 募集告知動画 : 雨の中撮影に行った
  • 公式ソングを作った : なぜ……?(歌が欲しいと言われたので)
  • 予選告知動画 : 大まかな方針だけ指しただけで、どっちかというとこれはスタッフが頑張ってくれた
  • 本選告知動画 : 絵は妻が担当してくれました
  • 配信のお手伝い : ほんとにちょびっと手伝っただけ
  • Virtual ISUCON Live : VTuber の皆さんに頑張ってもらった
  • 作問アドバイザー : isucandar 作者としてやることやったみたいな感じ

という具合に、いろいろ触らせてもらいました。八割くらいプログラマの仕事ではない。

一個一個取り上げても多分トピックごとに2時間くらい喋れるのだが、それは COVID-19 が落ち着いたら飲み屋で聞いてもらうとして、ざっくり言うと『人に伝える』というシーンの多い ISUCON だった。

ISUCON はチーム内のコミュニケーションが大事とか言われてたりするので、人になにかを伝えることがおろそかにされるイベントではないが、それにしたって去年はとにかく発信する側だった。作問アドバイザーも結局は『どうしてそういう判断をする・したのか』を次世代に伝える作業で、自分が何言いたいのかわからん時などは非常にこまる。

動画系はもう頭から尺が決まっているので、その中にどれだけ情報量を詰め込めるかが勝負になってくるのだが意図してないことが伝わらないように余分な情報を削ったりなんかの作業もある(本選はコンテが4回くらい書き直されているはず)。

歌は実は作詞までプロにお願いしたのだが、プロに作詞してもらうにあたり激烈長文のテキストを用意して『ダンプファイルです』と送りつけるなどしていた。なおダンプファイルは無事ロードされ歌詞が出力されたので、まぁダンプファイルを用意したことはよかった。

Virtual ISUCON Live もやりたかったことがかなり明確に表現できた感覚があり、企画としての満足度が高い。こういう配信したかったんだよな〜感がある。具体的には『戦うプログラマーがかっこよく見える』というシーンが作れるかという点なのだが、そこはマジでがっつりうまくいったなという感じです。

で、事前講習の話が結構やっかいで、2年連続やっているのだが手応えがいまいちよくない。アンケート結果とかは結構好評なのだが、基礎の基礎からやってほしい!という人もいればメンタリティやチームビルディングの話が興味がある人もいて、様々でキャッチアップしてあげにくい。

尺も1時間半の講義と1時間半のハンズオンで、合計3時間なので正直情報帯域が太くても伝わりきらないものやこちらが受け止めきれないリクエストが多くなってしまう。そういうのをどうにかしたいなーというのを考えていた。

ということで宣伝です

まぁそんなことを考えていたら社のボスが「じゃあ時間を伸ばして密度を上げてもっとがっつりやろう!」ということでもうちょっとテーマを広くして、 SRE 養成講座、という形で開塾することにしました。

その名も BURST です。非常にこう、心が、きゅっとする、名前で、いいですね(いい)。

https://tech-consiglie.com/burst.html

まぁつまりは ISUCON 事前講習でやってたハンズオンや、過去 N 高校の先生として生徒にプログラミング(というよりエンジニア作法)を教えていたのを、社会人向けにやっていこうぜというやつです。

いわゆるプログラミングスクール的なやつなのですが、残念ながら完全初心者の方には対応していなくて、せめて git と VSCode がそれなりに触れます、程度はクリアしてもらった上で、よりいろんなことをやろうぜという講座です。

参加してもらった方にはわかるんですが、ISUCON 事前講習のハンズオンって VM が1人1台割り当てられて、リアルに ISUCON みたいなことするんですよね。で、それを作る工数も結構かかるんだけど、1日かっきりだともったいないよな、と。長くやれるからできるチャレンジとか、課題とかもあるわけです(毎日1日の終わりにグラフを眺めるとか)。

そういうしっかりした講座にしていければなと思うので、 BURST を是非よろしくお願いしつつそのまま宣伝です。

BURST 講座追体験配信をやります

『で、結局どういう講座やるの?』と思った方向けに、事前説明会が明日(12日)、明後日(14日)と予定されているのですが、それはそれとしてもう実際の受講風景を見てもらうのが一番はやい!!!

ということでまた VTuber のみなさんにお願いをして、実際に配信をしてもらうことにしました。

こういうのって普通『授業する側』が配信をやるんだと思うんですが、あえて『講師側』ではなく『受講者側』の視点での配信になります。

僕がなんか言ってたり資料めくってたりするのを横目にググったり、ああこんなペースなんだと思ってもらえれば幸いです。

と、言う感じで

2022年もよろしくおねがいします。